「良い写真」とは感動が伝わること☆写真で伝えるということ1

由紀子の日々

「うわ~~、おもしろーい!」

朝、裏山に散歩に行ったとき、シダの新芽がまるで杉林のようにニョキニョキと空に向かって生えていました。その先端はみなクルクルっと巻いていて「かわいい〜〜!」

 

ウラジロの芽が一斉に伸びていました。

 

季節の瞬間限定のその有り様に出会えたことが嬉しくて気分がワクワクしました。

 

 

「ちょっと脳が柔らかくなると、こんな地味なものにも感動できるんだなあ~」

 

ここ2、3日感性の高い友人たちと話したことで、自分の心も脳も柔軟になっているのを感じました。

同じものを見てもこんなに見え方が違うものなんですね。

 

面白い〜!しかもいっぱい!!

 

こちらの写真では茎が細すぎて感動した様がよく伝わらないのではないでしょうか。

 

 

きれいな花が咲いているわけでもないのに、その風景に気づいた自分を褒めてあげたいと思いました。

 

「五感を磨いて感性を研ぎ澄ます」ことを目標にしている自分には嬉しい出来事でした。

 

 

その季節の刹那の感動を写真に撮って残したいと思いました。

 

目で見る風景とその一部を切り取って写真を撮ると言う作業は違います。なかなか思ったようにはいきません。写真は目で見ているのとは全く違ったものになってしまうことも多いです。

 

風景の一部を切り取った写真で「感動を写す」ことの難しさを感じながら、気持ちが伝わるようにと念じながら撮影するようにしています。

 

 

「なかなか良い写真が取れないんですよ」

この前、陶芸家の林さんの所へお茶碗のを入れ替えに伺いました。お抹茶茶碗を当店でも販売し、サロンでも使っている清水焼の作家、林さんの奥さんです。観光客がガタッと少なくなったので、インスタに力を入れているとのことでした。

 

清水焼のお店を訪ねた時のお話はこちらです。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

お気に入りのお茶碗を訪ねて☆清水焼のかわいい陶器たち1

お気に入りのお茶碗を訪ねて☆清水焼の茶碗が結んだご縁2

 

 

「いい写真とは?」「どのように撮るか」という話になりました。

 

ピントとがきちんと合ってきれいな写真が良い訳ではありません。

そのものの良さを伝えなくては意味がありません。

 

 

「このお茶碗、かわいいな~」と思ったら、その可愛さを伝えるにはどんな場所で、どのような角度で、背景はどのように撮ればかわいく見えるか考えますよね~という話で盛り上がりました

「何を伝えたい」とまずテーマを決めること、

 

話しているうちに気付きました。

 

続く

 

*  *  *  *  *  *  *

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第43回 京裳苑

 

6月4日(金)5日(土)6日(日)

 

京都、平安神宮前 みやこメッセ

 

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それぞれの作風や色柄があります。それを一堂に比べ、着て見られる機会です。

昨年はコロナでやむおえず中止しましたが、年1回42回続いている伝統の展示会です。

京裳苑の会場はこんな感じです

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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